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書き始める前の準備

エンディングノートは「完璧に書かなければいけない」ものではありません。 書けるところから書き始め、少しずつ追記していくスタイルが最も続きやすいです。 まず以下を用意しましょう。

書く順番・優先順位

全部一度に書こうとすると挫折しやすいため、優先順位をつけて段階的に進めましょう。

優先度項目理由
🔴 最優先基本情報・緊急連絡先万が一の事故・急病時にすぐ必要になる
🔴 最優先財産・口座・保険情報死後の手続きで最も必要とされる情報
🟡 重要医療・介護の希望判断能力低下前に記録しておく必要がある
🟡 重要葬儀・お墓の希望家族が短時間で決断しなければならない内容
🟢 推奨家族へのメッセージ伝えたい想い・感謝を書き残す
🟢 推奨ペット・形見分けなど家族が困らないための付加情報

基本情報の書き方

最初に書く項目です。手元に書類がなくても書けるものが多く、書き始めのハードルが低い内容です。

💡 ポイント:既往症・アレルギーの記録は、意識を失った状態で病院に運ばれた際に非常に重要です。「ペニシリンアレルギー」「ペースメーカー使用中」などは必ず記載しましょう。

財産・口座情報の書き方

家族が相続手続きで最も必要とする情報です。 通帳・保険証書・権利書を手元に置いて記入しましょう。

⚠️ 注意:銀行のキャッシュカードPINや証券口座のパスワードは、 ノートに直接書かず別紙に記載して鍵のかかる場所に保管しましょう。 ノートが盗まれた際のリスクを最小化できます。

医療・介護の意思の書き方

判断能力が低下したときのために、今の意思を明確に書き残しましょう。 書くのが難しい項目ですが、家族が最も困る決断を事前に助けてくれます。

これらの内容は主治医・家族双方に伝え、できれば話し合いの場を持つことをおすすめします。

葬儀・供養の希望の書き方

葬儀は亡くなってから数日以内に行われます。 希望を書いておくことで家族の迷いと負担を大幅に軽減できます。

家族へのメッセージの書き方

最後に、家族・大切な人へのメッセージを書きましょう。 うまく書こうとしなくて大丈夫です。正直な気持ちをそのまま書くことが最も伝わります

記入例はエンディングノート記入例のページに 具体的な文章例を掲載していますので参考にしてください。

よくある質問

Q. 書いた内容を変更したい場合は?

エンディングノートは何度でも書き直せます。 変更する場合は該当箇所を二重線で消して書き直すか、 新しいページに「○年○月改訂」と日付を明記して書き直しましょう。 最新の日付のページが有効な内容とみなされます。

Q. 子どもや家族に書いていることを知らせるべきですか?

保管場所と「エンディングノートを書いている」という事実だけは 信頼できる家族に伝えておくことを強くおすすめします。 内容を細かく話す必要はありませんが、存在を知らせておかないと いざというときに見つけてもらえません。

テンプレートを使って
今日から書き始めましょう

無料テンプレートをダウンロードして、
まず基本情報だけ書いてみましょう。